褥瘡(床ずれ)
褥瘡(床ずれ)
褥癒や皮膚損傷はご高齢のかたによくみられるトラブルです。
当院院長は褥瘡治療を得意としており、できるだけ短期間で治癒方向にすすめます。(すべてがこの限りではありません)
実は褥瘡は体の赤信号(危険信号)なのです。しかしながら在宅の患者様にとっての褥瘡は原疾患の影にかくれてしまい、あまり積極的に治療されていないのが現状です。
【褥瘡を診る=原疾患はもちろんのこと、全身状態、栄養状態など患者様のすべてを把握してマネージメントできる】ということなのです。
褥瘡処置は医師・看護師・ケアマネージャー等多職種の連携が大切です。
当院院長は多くの褥瘡処置の症例経験があり、創傷管理関連特定行為研修終了の看護師(褥瘡・皮膚損傷のエキスパート)も常駐しております。褥瘡が速やかに治癒する局所陰圧閉鎖療法にも長けており、適応のある患者様ご自身だけではなく、介護しておられるご家族さまにも好評いただいております。
難治性の創傷治療として用いられるのが局所陰圧閉鎖療法です。
などの効果があり、創傷や褥瘡に対しての従来方法の治療である軟膏塗布よりも治癒機転が飛躍的に上昇し、罹患期間も大幅に短縮されます。
当院では陰圧閉鎖療法にスミス・アンド・ネフュー株式会社のPICO(ピコ)治療システムを使用しています。
皮膚潰瘍部にPICOドレッシングを貼付し、陰圧にします。週に2回張り替えて3~4週間続けます。動くことや外出も可能ですし、シンプルな操作で管理ができます。陰圧による痛みなどはありません。
PICO導入時
PICO開始3週間後 PICO終了時
PICO終了後2週間
当院院長ならびに看護師は褥瘡の従来の軟膏処置だけではなく、局所陰圧閉鎖療法の処置も多数経験しております。どうぞ安心しておまかせください。